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弔い上げとは?

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弔い上げとは?

皆さんは「弔い上げ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
弔い上げも大事な法要のひとつなのです。
主に行なわれるのは、三十三回忌以降での法要の際に行われます。

亡くなられてから、長い月日が経つと故人を知る人はほとんどいなくなってしまう事や、遺族の方々も高齢となり仏事を行っていくことが難しくなっていく事などから、「弔い上げ」を持って年忌法要を終わりにするという意味があります。
加えて、仏教では三十三回忌をもってどんな罪も精算され、故人は極楽浄土へ行きご先祖様になるという教えがあります。

「弔い上げ」では、地域や宗派などによっても異なりますが通常の法要よりも盛大に行われ、仏壇に置かれている故人の戒名が刻まれている位牌を片付け、先祖代々の位牌に祀り変えます。

法要をすることの意味

法要を行うという事は、故人との思い出を思い出し、偲ぶという意味があります。
しかし、実際にはそれだけではありません。

冠婚葬祭などのタイミングでしか会う事ない、親族などと顔を合わす機会になる事や、残された方々が生きるという事について考えるきっかけにもつながる事でしょう。

決して、仏教の教えという点からの重要性だけではなく、現在を生きる私たちにも大きな意味をもたらしてくれるはずです。

亡くなった故人の方も、そんな我々の姿を見ることによって安らかに極楽浄土へと旅立つことが出来ると思うのです。

今日では、その必要性を理解せず法要をあまり行わない遺族の方々も増えて来ています。
しかし、法要を行う事が故人の為だけでなく、私たちにとってもたくさんの意味があることを理解し、行っていくべきなのではないでしょうか。